瞑想?
マインドフルネス?
怪しい~
そうですよね~
でも、でもですよ
ヨガも90年代はそんな感じでしたよ
90年代後半
私が留学したアメリカでは既にヨガは今の日本のように市民権を得ていました
国民皆保険制度のないアメリカでは、予防医学は日本の20年先を行っていると
よく言われますが、肌感覚でそう実感しています
ヨガの次に来るのがマインドフルネス瞑想になると思っています
20年後には
1時間目の前にはマインドフルネス瞑想1分間
ミーティングの前にはマインドフルネス瞑想3分間
議会の前には5分間のマインドフルネス瞑想(イギリス議会は既に実施)
という感じになっていると予想してます
マインドフルネス瞑想は
いってしまえばアジアにとっては逆輸入
アジアの仏教世界の瞑想がアメリカへ渡り、世界最先端のビジネス界に支持された
彼等はいかにも彼等らしいアプローチの仕方で、数字を持ってマインドフルネス瞑想の効果を証明した
そして、これまた、いかにも世界最先端を行くパイオニア精神で、深淵な知識を持っていなくても、荘厳な雰囲気の中に身を置いていなくても、特殊な色の衣装を身につけなくても瞑想ができること、なにより効果があることを証明したシンプルにいうなら、宗教色をなるだけ排除して、敷居を低くして、みんなの瞑想にした
マインドフルネス瞑想は誰でもできる
これが私がマインドフルネス瞑想にぞっこん(!)の理由なのです
私とは、ちなみに、シングルマザーで子育て・仕事を頑張ってるような人です。
マインドフルネス瞑想は、人気が出たのが世界最先端のビジネス界ということで、ビジネス界の方に支持されています
私がセミナーを受講した時も、参加している方々はそんな感じの方ばかりでしたね~
でも、私が体験してみて思うのは、ママにこそ親和性があるということです
なぜなら、日本のママは大企業の社長さんの秘書なみに忙しいからです!
子供のスケジュール管理、子供にまつわる人間関係の対応(!)、子供の教育関連のエトセトラ、奥さん・お嫁さん・ママというその場に応じた立ち居振る舞い(空気を読む)、これがビジネスだとしたら、秘書業務、人事、営業、マーケティング、制作といった感じではないでしょうか?
ママの仕事のパフォーマンスをあげることは、とっても大切な視点だと思うのです
あなたは、今、これを読んでいて
本当に読んでいますか?
「心ここにあらず」
1日24時間のうち、活動している時間のおよそ45%の時間は現在ではなく(体があるここではなく)、過去や未来へさまよっているというアメリカでの研究結果があります
国は違えど、今の日本はアメリカの生活スタイルとあまり変わらないと思われるので、日本人も半分弱の時間は、心が「とっちらかってる」と言えます
このHPを読みながら(感謝!)、「あ、Facebookチェックしなきゃ」、「あ、夕飯どうしよう」、「あ、お迎えの時間何時だったっけ」、「そういえば、今朝の電話、親が調子悪そうだったなぁ」「さっきすれ違った時、挨拶してくれなかったなぁ、何かやっちゃったかなぁ」
なぁんて、心は(どこでもドア)を使って、このつまらないHPから(!)逃げていませんか?
これは脳の癖です。
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)なんていう、賢そうな脳の働きも関係します。
これが悪いわけではないのですが、ちょっと手をかけることによって、脳は筋トレするように、脳のトレーニングができて、すっと全ての軸がそろうようになる
筋トレするのは気持ちがいいからですね。「鏡に映る自分がいい」「体がスッキリする」「強くなった気がする」「もてる気がする」など、快感の「快」を体で感じることができる
そして、脳もトレーニングすると気持ちがいいのです。脳で「快」を感じる
そのかわり動くのではなく、逆に、動きを無くす
常に忙しく動いている脳を落ち着かせる
それを簡単にできるのが、今のところ、マインドフルネス瞑想と言えます(私の知る限り…)
自分の役割の名前から解放してあげて(課長やら、代表やら、ママ、女性なら名字)、生まれた時からたどってきたこの道の最先端に立つ素の自分に戻る
生まれた時から一緒にいる呼吸にガイドしてもらって
最近、コロナもあって、仕事のスタイルも変わって、心がざわついてる~
なんて時には、とってもおススメです
ブッダのように座禅を組んで瞑想すればいいのです。
イメージしただけで、心が落ち着きませんか?
イメージするのは簡単ですね~
目を閉じて座るだけなのに、やってみると、5分が永遠に感じるでしょう
30分してみてください。腰が痛くなりますよ~きっと。
余談ですが、ヨガはサンスクリット語で、心と体を「つなぐ」という意味です。
つなぐことがヨガなのです。
ヨガというと、映える景色をバックにポージングというイメージではないでしょうか?
ですが、それはヨガの一面なのです。心と体を繋ぐために、瞑想をする。
そして、やってみると実によく分かるのですが、長時間の瞑想というのは、体がとっても大変なのです。
その長時間の瞑想に耐えられる体を保てるためにも運動のヨガがあるのですね~
そう、座るだけとは楽そうでいて実に大変な作業なのです。
そして、目を閉じてしまうと、閉じたが最後、色々な邪念が渦巻いてやってきますよ~
あるあるですね~。
私の経験から感じたのは、目を開けているとビジュアルのおかげで、まだ、その視覚情報に脳がとどまる。でも、目を閉じると、何も情報が来ない。すると脳は逆に動き出す。
リールから解き放たれたワンちゃんのように
人間の脳の癖を考慮してくれて、
瞑想に取り組みやすくしてくれたのが、
マインドフルネス瞑想なのです
そのポイントは何か?
ブッダのようなあの感じに、せめて、せめて、見た目だけでも近づけないか?
筋トレもファッションから入るではないか。ヨガだって、やけに高価なヨガウェアをそろえるではないか。プロップス(ヨガ補助具)までそろえると、小旅行にだって行ける気がする。
そう、ずばり、できるんです。
その重要な、とっても重要な行為が「呼吸」なのです。
私の中では、マインドフルネス瞑想=呼吸 という図式ができあがっています。
不随意(無意識)にも行えますが、意図的に調節することも可能です。
ここが、呼吸の魅力でもあります。
例えば、心臓を一瞬止めてみてと言われてもできないですよね。でも、呼吸は止められる。
体温を1度あげてみてと言われても自分の意思ではできないですね(その場で100メートルダッシュすればできそうです)。でも、呼吸は呼吸数をあげられる。
何気なくしている呼吸
一日に何回呼吸しているか考えたことはありますか?
およそ3万回(!)
1分間では15~20回になりますね
この泉のように湧き出ている呼吸を活用するのが、マインドフルネス瞑想です。
なんと、賢い有効活用でしょうか
今はやりのサステナブルな感じ
時代にほんとにマッチしてるなぁと感心してしまいます
目を閉じて、一瞬一瞬の呼吸に注意を払う
呼吸を数えることもあります(数息観・すうそくかん)。
慣れてくると呼吸の変化で自分の体調・気分を知ることもできます。
私の場合、いいことが待ってる日、悪いことが待ってる日(!)いずれも、呼吸は浅めです。これは個人個人で変わります。自分の傾向を知ることがとても大切です。
何より、リールから解き放たれたワンちゃんが、呼吸のもとにいつの間にか戻ってきていて、しかも落ち着いている感じを体感できるかもしれません。
そしてワンちゃんは空を見上げて、様々な邪念という名の雲を遠くから見ながら、否定することも批判することもせず、ただ眺める
その雲は大気の流れに身を任せ、ただただ流れていく
その雲は自分を待っていてくれる好きな飼い主のカタチをしていたり、居なくなった愛しい人のカタチ、美味しいドッグフードのカタチだったりするのでしょう
邪念って素敵なモノだったりしますね
ぜひ、そのモノに心を寄せている自分に気づいてあげて、そっと手放してあげましょう。一回きちんと手におさめると、手放すことがたやすくなるでしょう。
きっと、あなたが生まれてから一緒に歩んできてくれた呼吸が、その手助けをしてくれます。
あなたの体から泉のように湧き出ている呼吸に身を任せ、目を閉じる、自分に出会う。
空間、時間の軸がぴしゃっと自分軸と一致する。
スッキリ体験をした脳は、整う。
整理収納グッズ(無印良品でもニトリでも)のおかげで、余白が生まれる。
脳に生まれた余白はあなたの日常のパフォーマンスをあげてくれる。
ビジネスでも、もちろんそう。
子育てでもそう。
介護でもそう。
このなめらかな余白がこの世界を住みやすい世界にしてくれると信じています。
世界がこのような混沌とした時代だからこそ。
さぁ、いっしょに、やろう!